農林水産省農山漁村振興交付金事業

2020年7月から農林水産省の農山漁村振興交付金を活用した農泊推進事業に清水地区で取り組むことになりました。事業の実施地域は、旧清水村で、期間は2023年3月までです。この事業実施のため、清水地域資源活用協議会を立ち上げ、鹿児島県議、鶴丸明人が会長に就任しました。

この事業は「清水村郷土誌活用事業」「食」「住」「体験」それぞれの歴史的アプローチ事業、そして「統合型情報発信ツール構築事業」の5つで構成されています。この中で、事業の要となるものは清水郷土誌活用事業です。旧清水村には、清水村史料(大正4年編纂)と清水村郷土誌(昭和15年編纂)があります。これらを歴史的視点から紐解き、地域資源の発掘を行います。ここで発掘された地域資源から「食」に関することを整理し、清水オリジナルのベジタリアン料理を考案します。「住」も同様に、清水地区の古民家に焦点を当て、その活用方法を探ります。また、清水城跡や楞厳寺跡(旧清水小学校跡)、郡田川流域の多様な自然環境など、様々な地域資源のネットワーク化を行い、サイクリングツアーやウオーキングツアーを企画します。最後に、これらの情報を一元化し、幅広く発信できる仕組みを構築します。

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